ダイエット効果やデトックス効果、また健康維持を目的としても人気のホットヨガ。
なのですが…
実際ホットヨガのレッスン後に、"頭痛や吐き気、体がダルイ"という熱中症のような症状がでてしまったという人もいます。
そこで、ホットヨガを行う際に熱中症にならないために、のぼせた感じにならないためにできる対処法を紹介します。
簡単にできることばかりですから、ホットヨガのレッスンを受ける際にはぜひ参考にしてみてください。
ホットヨガ 熱中症予防
特にホットヨガ初心者ほど、熱中症のような症状が起こりやすいです。
せっかくホットヨガのレッスンを受けたのに熱中症になってしまわないように、しっかりと熱中症予防のための対策をとりましょう。
こまめな水分補給
ホットヨガスタジオは高温なだけでなく湿度も高く設定されていますから、喉の乾きが感じにくくなっています。
ですからついつい水分補給を忘れてしまいそうになるのですが、大量に発汗するホットヨガですからこまめな水分補給は必須。
「喉が渇いたな」と思う前に、こまめな水分補給を行いましょう。
レッスン中は30分につき500ml、60分では1リットル以上の水分補給が目安です。
※ 水分補給をする際ですが、スポーツドリンクやお茶はには利尿作用があるため、逆効果になることがあります。
ホットヨガのレッスン中のこまめな水分補給の際には、身体を冷やし過ぎず水分を効率的に吸収させることができる、常温のお水がおすすめです。
呼吸を意識する
こまめな水分補給をしているにもかかわらず、ホットヨガのレッスンを受けるとのぼせたような感じになる。
という人は、呼吸を意識すると良いです。
というのも高温多湿なスタジオで行うホットヨガの場合、呼吸を意識するようにしないと呼吸が浅くなりがちです。
呼吸が浅くなると酸欠になり、身体の中の酸素が不足すると、めまいや頭痛を起こしやすくなります。
熱中症の対策としてだけでなく、呼吸はヨガの大切な要素。
無理せず呼吸を意識しながらホットヨガを行いましょう。
無理をしない
ホットヨガのレッスンを受けている周りの人に合わせようと、自分にはまだスムーズにできない難しいポーズを無理に取ろうとすると、それだけで呼吸が浅くなりますし体温も上昇します。
ホットヨガでは頑張ってしまうと熱中症になってしまうリスクを高めてしまうので、ホットヨガのレッスンでは無理は禁物。
無理のない範囲で身体を動かすだけでも、ホットヨガならヨガの効果は十分に期待できます。
心臓がドクドクしたり呼吸が苦しくなってきたら、すぐに一度スタジオから出て少し休憩するなど、とにかく無理をしないことがホットヨガにとってとても大切です。
首筋を冷やす
ホットヨガのレッスンはどうしてものぼせやすい…
という人は、ホットヨガのレッスン中に、保冷剤を包んだ冷たいタオルを首に巻いたり、冷汗シートを使うなどして首筋を冷やすようにするのもおすすめです。
せっかく高温多湿なスタジオで行うホットヨガなのに、身体を冷やすようなことすると効果がないのでは?
と思いがちですが、高温多湿の場所で首元を冷やしておくことは、自律神経にも良い影響を与えてくれます。
熱中症の予防にもなるので、首筋を冷やすことはホットヨガにおいて効果的。
熱中症の症状がでた場合
熱中症予防に十分に気をつけていたのに熱中症の症状がでた場合、そんなときは無理せずに休むようにしましょう。
熱中症の症状には、体全体が重く感じる倦怠感、微熱や悪寒などの風邪のような症状、めまいや動悸、過呼吸、頭痛などがあります。
睡眠不足であったり体調が悪い時にホットヨガのレッスンに参加すると、熱中症予防に気をつけていても体調不良になりやすいですから要注意です。
ちなみに、足がつりはじめたり、舌がふくれたりする症状があらわれたときは脱水症状のサイン。
ここで無理をしてホットヨガのレッスンを続けると熱中症になってしまいますから、無理をせずスタジオの外に出て休むようにしましょう。
ホットヨガ 熱中症予防 まとめ
体のコンディションが良い時に、無理をせず熱中症予防に気をつけていれば、ホットヨガでの熱中症は防ぐことができます。
高温多湿の温かいスタジオで行うホットヨガは、身体も柔軟になりやすいのでヨガのポーズがとりやすかったり、また大量に発汗することもできて気持ちいいもの。
本来はたっぷりと汗がかけて老廃物の排泄にもよく、スッキリとした気分になれる気持ち良いホットヨガですから、しっかりと熱中症予防をしながらホットヨガを安心・安全に楽しみましょう。