本来、リラックス効果があるはずのホットヨガ。
なのに、、
レッスン後に目が冴えてしまうって、自分に合ってないのかな?
と、
不安になってしまうそんな経験。
実は他の人も同じように通ってきた道だったりもします。
ホットヨガを続けたいけど、夜に眠れないのは嫌!
という人も、安心してください。
眠れなくなるのにはちゃんと理由があり、ちょっとした工夫でぐっすり眠れるようになることもあるんです。
ホットヨガ後に眠れない原因や、自律神経との関係、快眠するための対処法を分かりやすく紹介していきます。
ホットヨガ後に眠れないのはなぜ?
リラックスのはずが逆効果?眠れない主な原因
ホットヨガのあとに眠れない。
そんな経験がある方も少なくありません。
実はこれ、珍しいことではないんです。
その原因のひとつが「交感神経の刺激」です。
ホットヨガは高温多湿の環境で汗をたっぷりかく運動なので、リラックス効果がある一方で、身体が興奮モードになりやすいんですね。
たとえば夜のレッスン後、頭がスッキリしてアクティブな気分になった経験ありませんか?
それは交感神経が優位になっている証拠かも。
つまり、ホットヨガ後に眠れない原因のひとつは「体がリラックスではなく、覚醒してしまっている」から。
眠れない日が続くようなら、ヨガの時間帯を見直すのもひとつの方法です。
ホットヨガと自律神経の関係性
ホットヨガは自律神経に良いとされていますが、すべての人に同じような効果が出るわけではありません。
むしろ逆に、自律神経のバランスが乱れることもあります。
というのも、温度と湿度が高いスタジオでは、身体が強く刺激を受けやすく、体温調節などにエネルギーを使うため、自律神経が過剰に働くことがあるんです。
普段から疲れが溜まっていたりストレス過多だったりすると、ホットヨガが“プラスの刺激”ではなく“オーバーワーク”になる可能性も。
自律神経を整えるどころか、乱れてしまうこともあるので、自分の体調に敏感になることが大切です。
とくに疲れているときや寝不足の日は、無理してレッスンに行かないようにしましょう。
交感神経が優位になる時間帯に注意
ホットヨガを夜にやっているなら、時間帯が眠れない原因かもしれません。
夜遅くに交感神経が活性化すると、睡眠モードに切り替わりにくくなります。
ホットヨガで身体が温まり、心地よい疲れを感じても、交感神経が元気に働いていたら脳は「活動中」と判断してしまいます。
たとえば、21時以降のレッスン後。
なんとなく寝つけず、スマホをダラダラ見ちゃう。。
なんてこと、ありませんか?
こういった場合は、ヨガの時間を夕方〜19時頃に早めるのがおすすめ。
交感神経が落ち着くまでのクールダウン時間を確保することで、睡眠の質が改善されることがあります。
ホットヨガが睡眠に与える影響とは
夜のレッスンは逆効果になることも
ホットヨガはリラックス効果が高いと言われますが、夜遅くのレッスンは逆に睡眠の質を下げてしまうことがあります。
ヨガのあとに体温が急上昇し、そのまま眠ろうとしても、体内のリズムがズレてしまうからです。
深い睡眠を取るためには「体温が下がる」ことが必要なんです。
たとえば寝る直前まで熱いお風呂に入った後、なんだか寝つきが悪くなることってありますよね?
それと同じことがホットヨガにも起こりうるんです。
夜レッスン派の方は、終了後にしっかりクールダウンして、1〜2時間は空けてから布団に入るのがおすすめです。
睡眠の質が上がる人との違いは?
ホットヨガでぐっすり眠れる人と、目が冴えてしまう人の違いはどこにあるのでしょうか?
ポイントは「タイミング」と「体質」です。
睡眠の質が上がる人は、ヨガの時間が夕方や昼間で、レッスン後にしっかり休める人が多い傾向にあります。
また、体温の上昇と下降のリズムがスムーズな体質の人は、より快眠につながりやすいです。
一方、冷え性気味だったり、自律神経が乱れやすい体質の人は、ヨガの刺激に対して敏感に反応してしまい、眠りにくくなることも。
眠れないと感じたら、まずは時間帯や体調を見直してみましょう。
「夜のヨガ=良い睡眠」ではないことを覚えておくと安心です。
眠れないときの対処法と見直しポイント
レッスンの時間帯を変えるだけで改善することも
もしホットヨガ後に眠れないと感じているなら、レッスンの時間帯を変えるだけで改善することがあります。
というのも、睡眠に適した「副交感神経」が優位になるには、レッスン後にしっかりクールダウンする時間が必要なんです。
夜遅くにレッスンを受けた場合、そのまま寝ようとしても体がまだ「起きてるモード」なんですよね。
たとえば、夕方17時〜18時頃にレッスンを終え、その後に軽く食事 → お風呂 → ゆったりした時間を取る、という流れに変えてみるだけでも、睡眠の質はかなり変わります。
「寝る前=ヨガが良い」と思い込まず、自分に合った時間帯を探してみるといいですよ。
レッスン直後の過ごし方で快眠に導く
実は、ホットヨガの“後の過ごし方”も、睡眠に大きく影響します。
ここを工夫すれば、ぐっすり眠れる可能性がグッと上がります。
ホットヨガ後は交感神経が活性化している状態。
そのままスマホを見たり、明るい部屋で家事をしたりすると、さらに興奮して眠りが遠のいてしまいます。
ヨガ後はなるべく照明を落とした部屋で、ハーブティーを飲みながらゆったり過ごしてみましょう。
ブルーライトを避けて、静かな音楽や深呼吸などを取り入れるのも効果的です。
「ヨガのあとのリセット時間」が、睡眠のポイントになります。
ヨガの余韻をうまく使って、快眠スイッチをオンにしていきましょう。
ホットヨガと睡眠のバランスを取るコツ
ホットヨガと良い睡眠、両立するにはちょっとしたコツが必要です。
無理なく続けるためにも、バランスを取る意識が大切です。
ポイントは「強度」と「頻度」の調整。
頑張りすぎて毎日通ったり、ハードすぎるプログラムを選ぶと、かえって疲労がたまりすぎて逆効果になることも。
たとえば週2〜3回のペースにして、1日はリラックス系のクラス(陰ヨガやストレッチ中心)を入れると、体にも心にも優しいバランスになります。
睡眠の質を下げないためにも、「今日は軽めでOK」「疲れてるからお休み」と、柔軟に予定を組むのがおすすめです。
ホットヨガは“頑張る”より“整える”意識で取り入れると、睡眠との相性もぐっと良くなります。
ホットヨガを続けるかやめるか迷ったときは
眠れないからといってすぐにやめなくていい理由
ホットヨガのあとに眠れないと、「もうやめたほうがいいのかな?」と不安になりますよね。
でも、すぐにやめる必要はありません。
多くの場合は時間帯や体調、過ごし方による一時的な反応だからです。
慣れてくると睡眠リズムが整ってくることもありますし、少しの工夫でぐっすり眠れるようになるケースも多いんです。
時間帯を変える・レッスン後のスマホ時間を減らす・お風呂でリラックスするなど、ちょっとした行動を見直すだけで改善されることも。
「合わないからやめよう」ではなく、「どうすれば心地よく取り入れられるか?」を考えてみましょう。
継続することで、心も体もじんわり整っていく感覚が得られるはずです。
どうしても合わないと感じたら常温ヨガやピラティスも選択肢
ホットヨガはどうも合わない。
そう感じたら、無理せず別の選択肢を考えるのもOKです。
体質やライフスタイルによっては、高温多湿な環境が負担になることもあります。
そんなときは、常温ヨガやピラティスに切り替えることで、睡眠や体調のリズムが整うこともあります。
「ホットヨガだと寝つけないけど、朝の常温ヨガなら一日快調」という声もあります。
ピラティスなら体幹を鍛えつつ自律神経への負担が少ないので、ストレスケアにぴったり。
ヨガ=ホットヨガだけではないので、自分の心と体に合うスタイルを見つけて続けるのが一番。
気持ちよく続けられる選択が、健康への近道です。
まとめ:ホットヨガで眠れないと感じたら見直してみよう
原因を知って、ホットヨガとの上手な付き合い方を
ホットヨガのあと眠れないときは、体が何かのサインを出している可能性があります。
無理せず、そのサインに耳を傾けてみましょう。
多くの場合は、時間帯の工夫・レッスン後の過ごし方・体調とのバランス調整で改善されます。
焦ってやめてしまうより、まずは「少しだけ変えてみる」ことから始めてみてください。
ホットヨガは上手に取り入れれば、心も体も整えてくれる素敵な習慣です。
快適な睡眠との相性を見つけて、あなたにとっての“ちょうどいい”ヨガスタイルを楽しんでくださいね。