ヨガに興味があるけども。
どっちがおすすめなのか気になる、通常のヨガとホットヨガ。
どっちがおすすめということはなく、どちらの選択も個人の好みや体調によります。
自分がヨガに求める目的で、通常のヨガかホットヨガのどちらが良さそうか選んでみてください。
ヨガ ホットヨガ どっちがおすすめ?
常温(過ごしやすい環境)で行うヨガと、冬でも高温多湿な室内(室温40度前後・湿度60%前後)で行うホットヨガ。
通常のヨガとホットヨガでは、ヨガを行う室内環境が異なります。
そのため通常のヨガとホットヨガでは、同じヨガでも実践した時の効果が違ってきます。
通常のヨガとホットヨガ、どっちがおすすめかを簡単にまとめておくと、
- 精神的な充実感を得たり、自律神経のバランスを整えたいという目的であれば通常のヨガ。
- 軽い運動で体調を整えたい、または痩せたいというダイエット目的であればホットヨガ。
が、
おすすめです。
心身のリラックス目的におすすめ 常温ヨガ
心臓の動きや呼吸、体温調整など、人間が生きていく上で意識することなく働いている神経である自律神経。
そんな自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
副交感神経は眠りにつくときなどに働く「休息」を司るものです。
通常の常温ヨガは意識を呼吸に集中させた呼吸法やポーズで、副交感神経を優位にして心身をリラックスさせる効果があります。
そのため通常の常温ヨガは、心身の不調な症状を軽減する効果があると言われています。
もちろん通常のヨガは心身のリラックス効果だけでなく、ヨガにはさまざまな流派やポーズがあり、運動強度が高い「パワーヨガ」と呼ばれるヨガまで。
全身を大きく動かすポーズを多く取り入れると、常温ヨガも十分な運動になります。
心身のリラックスとともに、ゆったりとしたヨガからアクティブなヨガまでしたい。
そんな人は、常温ヨガがおすすめです。
運動やダイエット目的におすすめ ホットヨガ
副交感神経を活発化させる効果の常温ヨガとは反対に、ホットヨガでは心と身体が活動モードになる交感神経の働きを活発化させます。
ホットヨガでは季節を問わず、蒸し暑い高温多湿な環境でヨガをします。
ゆっくりと呼吸を行いながら無理のない範囲でポージングを行うだけでも、汗をかきにくい体質の人でも、高温多湿の環境で行うホットヨガでは大量の汗をかきます。
そのためデトックス効果が得られて新陳代謝が促されますし、脂肪燃焼効果があると言われています。
体内の血行も促進されるため、冷え症やむくみにも効果が期待できます。
また、ホットヨガを行っても動きが少なく物足りない気がしても。
暑い環境の中で連続的にポーズを取るため、実はカロリー消費量はかなりのもの。
ヨガに慣れていないと難しい「パワーヨガ」をしたのと同じほどのカロリー消費量があるそうです。
しっかり汗をかいてストレスも発散できるホットヨガは、運動やダイエット目的におすすめです。
ヨガ ホットヨガ どっちがおすすめ? まとめ
通常のヨガとホットヨガを比較して、どちらが優れているとか、どっちがおすすめなのかは、その人の目的によります。
はっきりと目的があれば選びやすいですが、
漠然とヨガに興味があるんだけど、、
という感じなのなら、
個人的にはホットヨガから始めてみることをおすすめします。
高温多湿な室内環境で汗を流していますから、身体が温まって筋肉も緩みやすく、少し難しいヨガのポーズもとりやすいという特徴もあります。
ホットヨガはヨガ初心者の人でもヨガのポーズに取り組みやすいというメリットがあるので、これからヨガに挑戦するならホットヨガから始めてみることをおすすめします。
ホットヨガに慣れて通常の常温ヨガにも興味が湧いたら、その時は常温ヨガも始めてみるとスムーズに取り組めるハズです。