ホットヨガに通っている女性なら一度は悩む「生理中でもレッスン受けて大丈夫？」という疑問。
ホットヨガは体を温めてリラックスさせてくれるから、生理痛や気分の落ち込みに良いって話もよく聞きますよね。
でも、実際のところどうなの？という不安もつきものです。
この記事では、生理中にホットヨガをするメリット・デメリットから、体調に合わせた参加の仕方、快適に過ごすコツまで、実体験や専門家の意見を交えながら詳しく紹介していきます。
自分の体と向き合いながら、無理なくヨガ時間を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ホットヨガは生理中でもできる？
生理中のホットヨガはOK？NG？
生理中でもホットヨガをしてOKです。
ただし、体調次第で無理は禁物です。
ホットヨガは代謝を促し、血行を良くするので、生理による不調がやわらぐ人もいます。
でも、生理中は体がデリケートな状態。
普段と同じように動くと疲れやすかったり、貧血気味になったりすることも。
「生理痛が軽くなる気がして通ってるよ」という声がある一方、「途中で気分が悪くなってお休みした」なんて経験談も。
生理中のホットヨガはOKだけど、自分の体と相談して無理しないことが大前提です。
避けたほうがいい症状・体調の目安
体調が不安定なときは、ホットヨガはお休みするのがベターです。
特に、めまいや立ちくらみ、腹痛が強いとき、出血量が多いときなどは、無理に汗をかく環境は負担になりやすいんです。
例えるなら、風邪の引きはじめにジョギングをするようなもの。
逆効果になるリスクがあります。
「今日はちょっと無理かも」と思った日は、おうちでゆっくりストレッチやお風呂タイムに変えてみてください。
医師やインストラクターの見解
生理中のホットヨガについて、医師やインストラクターの意見は「無理しないならOK」というスタンスが多いです。
専門家の意見では、生理中は体の中でいろんな変化が起きているため、軽い運動は良い影響を与えることも。
ただし、呼吸が苦しくなるような無理な動きや、熱中症リスクには要注意です。
実際、スタジオによっては「生理中は軽めのクラスを選んでください」と案内があるところもあります。
安心して参加するには、事前に相談するのがおすすめです。
生理中にホットヨガをするメリットとデメリット
体の巡りを良くするメリット
生理中のホットヨガには、実は嬉しいメリットもあります。
それは、血行がよくなることで生理痛の緩和が期待できること。
ホットヨガの温かい環境は体を芯から温めてくれるので、冷えによる不調が和らぎやすくなります。
さらに、ゆったりとした呼吸やストレッチが、自律神経を整える助けにも。
「ホットヨガに通うようになってから、生理痛が軽くなった」という人も多くいます。
もちろんすべての人に当てはまるわけではないけど、体に優しく向き合う時間として取り入れてみるのもアリですね。
リスクやデメリットも知っておこう
とはいえ、生理中のホットヨガには注意すべき点もあります。
大量の発汗による脱水、立ちくらみ、そして体調の悪化などです。
特に貧血ぎみの人や出血量が多い人は、ホットヨガの高温多湿な環境が負担になることも。
無理して参加して体調を崩したら元も子もないです。
だからこそ、体調が優れないときは思い切ってお休みするのがベスト。
自己判断をしっかりしましょう。
ホルモンバランスとヨガの関係
ヨガは、ホルモンバランスを整えるサポートにもなるって知っていましたか？
深い呼吸やゆっくりとした動きは、自律神経を整えてくれるので、女性ホルモンのリズムにもいい影響を与えることがあります。
ホットヨガではリラックス効果も高まるため、イライラや気分の落ち込みが和らぐことも。
「生理前のモヤモヤが軽くなった気がする」という声もあるくらい。
ただし、これはあくまで“無理のない範囲”でやることが前提です。
自分のペースを大切にしながら、ホットヨガを楽しみましょう。
生理中におすすめのポーズ・避けたいポーズ
無理せずできるリラックスポーズ
生理中は、リラックス系のヨガポーズを選ぶのが◎です。
なぜなら体調が不安定になりがちなこの時期は、身体をゆるめてあげることで不調の改善が期待できるから。
特におすすめなのが「チャイルドポーズ」「キャット＆カウ」「仰向けのねじり」など。
どれも優しく伸ばす動きなので、安心して取り組めます。
たとえばチャイルドポーズは、お腹周りを圧迫せずにリラックスできるので、生理痛があるときにもおすすめ。
がんばらないヨガ、これが生理中の合言葉です。
避けたい逆転ポーズや腹圧の高い動き
生理中には「逆転ポーズ（逆立ちや肩立ち）」や「強く腹筋を使う動き」は避けたほうがいいです。
逆転のポーズは子宮への圧がかかりやすく、体のバランスを崩す可能性があります。
また、腹圧が強すぎると経血の流れが乱れたり、痛みを感じる原因にもなりがち。
「ブリッジ」や「船のポーズ」など、グッと力を入れる系のポーズはお休みした方が良いです。
ホットヨガはがんばるものじゃなくて、“自分をゆるめる時間”と考えるのがコツですよ。
インストラクターに相談するのが安心
生理中の不安や体調のことは、遠慮せずインストラクターに相談するのがおすすめです。
スタジオの先生たちは、もちろん女性の体についても知識があるので「このポーズは今日はやめておきましょう」といったアドバイスをしてくれます。
むしろ、生理中でも安心して通ってほしいと思っている先生が多いんです。
「今日はゆったりした動きにしましょう」と声をかけてもらえると、安心してレッスンに参加できますよね。
気になることがあれば、事前に伝えておくとより快適に過ごせます！
生理中のホットヨガを快適にするポイント
服装・ナプキン・経血対策の工夫
生理中にホットヨガを快適にするには、服装や経血対策がとっても大事です。
ホットヨガでは汗をたくさんかくので、蒸れやすさや漏れが気になる人も多いはず。
そんなときは「吸水ショーツ」や「羽つきナプキン＋黒レギンス」の組み合わせがおすすめ。
レギンスはピッタリしたものより、少し厚みがあって安心感のある素材を選ぶと心配も減ります。
心配が少なくなるだけで、ヨガに集中できる時間がぐっと増えますよ♪
こまめな水分補給と体調チェック
生理中は特に、いつも以上に水分補給を意識することが大切です。
ホットヨガでは大量に汗をかくため、脱水気味になると貧血やめまいを起こしやすくなります。
だからこそ、レッスン前後はもちろん、途中でも我慢せずに水分をこまめにとるのがポイント。
「少しでもフラついたらすぐ休憩！」というマイルールを決めておくと安心です。
無理せず、体の声を聞きながら動くのがいちばん心地いい方法です。
無理をしない！休む勇気も大切
一番大事なのは「今日は無理しない」と自分に言ってあげること。
生理中はどうしても無理がきかない時期。
だから、「今日はお休みしよう」と思える勇気こそ、自分の体を大切にしている証拠です。
「お休みしたことで体がラクになった」「無理せず自分のペースを守れた」という声も多く、結果的に継続しやすくなっている人が多いです。
頑張ることも大事だけど、時には「おやすみ」することも、立派なセルフケアです。
生理中でも安心して通えるスタジオの選び方
女性専用・少人数制スタジオがおすすめ
生理中でも気兼ねなく通いたいなら、女性専用や少人数制のホットヨガスタジオがおすすめです。
このようなスタジオの環境だと、気になることを気軽に相談しやすく、まわりの目を気にせずに自分のペースで参加できます。
少人数ならインストラクターも一人ひとりを見てくれるし、体調に配慮したサポートも受けやすくなります。
「女性専用スタジオに変えたら、生理中も安心して参加できた！」という声は実際によくあります。
安心できる環境が整っているスタジオは、生理中でも通いやすく続けやすいですよ。
プログラムの内容や自由度をチェック
生理中は、その日の体調に合わせて参加したいですよね。
だからこそ、自由にクラスを選べるスタジオがおすすめです。
特に「強度が選べる」「リラックス系のクラスがある」「途中退出OK」といった柔軟な運営スタイルのスタジオは、生理中にこそありがたい存在。
たとえば「今日はリラックスヨガだけにしよう」と選べるだけで、体にも心にも優しく過ごせます。
プログラムの多さよりも、“その時の自分に合った選択ができるか”をチェックしましょう。
スタッフの対応や設備の清潔さも重要
スタジオの清潔さやスタッフの対応も、意外と見逃せないポイントです。
生理中は肌が敏感になったり、ちょっとしたことで不快に感じたりしやすいもの。
シャワールームや更衣室がキレイだったり、タオル・アメニティの使い勝手が良いと、それだけで快適さが全然違います。
「スタッフがやさしくて、安心して通える」と感じられるスタジオは、生理中でも不安なく利用できます。
見学や体験レッスンで、実際の雰囲気を確認するのがおすすめです。
体験者の声から学ぶ！生理中ホットヨガのリアル
生理中に通ってよかったという体験談
「生理中でもホットヨガに行ってよかった！」という声は実は多いんです。
その理由は、血行が良くなることで生理痛がやわらいだり、心もスッキリしたりするから。
とくに、温かい空間でゆっくり体を動かすことで、イライラやだるさがふっと軽くなる感覚を得る人も多いです。
「気分が沈んでたけど、ヨガ後には気持ちが晴れてた！」という口コミも。
もちろん体調と相談しながらだけど、無理しない範囲なら心と体のリフレッシュにもつながりますよ。
トラブルや注意点も事前にチェック
一方で、「経血が気になって集中できなかった」「レッスン中にお腹が痛くなって早退した」という声もあります。
こうしたトラブルを防ぐためには、事前の準備がとても大切。ナプキンやショーツの見直し、服装選び、体調のセルフチェックなどを怠らないようにしましょう。
また、スタジオによっては冷房が効きすぎている場合もあるので、冷え対策もお忘れなく。
体験談をチェックすることで、自分に合ったスタジオ選びや準備の参考になります。
続けることで分かる自分の体調の傾向
ホットヨガを定期的に続けていると、「この時期は体が重いけど、軽めのレッスンなら大丈夫」など、自分のリズムがつかめてきます。
たとえば「2日目はお休み、3日目からリラックスクラスだけ出る」など、マイルールを作る人も。
生理中の体調は人それぞれですが、ホットヨガを続けることで“自分の体と仲良くなる感覚”が育っていくんです。
小さな変化に気づけるようになると、もっと心地よく毎日を過ごせるようになります。
まとめ：生理中のホットヨガは「自分の体」と相談しながら
生理中でもホットヨガは続けてOK。
でも、それは“自分の体ときちんと向き合うこと”が大前提です
。体を温めて血行を促すことで、痛みやだるさが軽くなるメリットもある一方で、無理をすれば逆に不調の原因になってしまうことも。
だからこそ、その日の体調に合わせて「今日は軽めに」「今日はお休み」と自分で選べることが大切です。
インストラクターに相談したり、スタジオ選びにこだわったりすることで、より快適に過ごせるようになります。
生理中は頑張りすぎず、ゆるく心地よく。
そんな気持ちでホットヨガに向き合えば、きっと毎月の憂うつな時期も、少しだけラクに感じられるはずです。
自分のペースを大切にして、無理せず続けていきましょう。
